お仕事 in NZ

フレキシブルな働き方、最前線より(NZのフレキシブルは家族のためにあり)

ニュージーランドの多くの会社では、様々なフレキシブルワークに取り組んでいます。多くの職種でリモートワークが可能になっていたり、従業員に柔軟な労働時間の選択肢を提供して、ワークライフバランスを向上させています。

ぼちぼちに仕事することに全力疾走している私は、もちろんフレキシブルワーク万歳です。大好きです。

フレキシブルワーク、万歳!

NZフレキシブルワークの特徴

ニュージーランドにおけるフレキシブルワークの一般的な特徴をあげます。

  • リモートワークの普及
  • 柔軟な労働時間(出勤退勤の時間の調整が可能)
  • フレックスタイム制(コア時間の設定)
  • パートタイムやフリーランスなどの勤務形態の選択
  • 休暇取得の柔軟性

こういったこと実現させることで、労働者のワークライフバランスを充実させています。


とあるエンジニアのフレキシブルな一日

フレキシブル

とあるエンジニアの一日


うちの会社は、スタッフにフレキシブルな勤務を許可しています。なので部署の大半のエンジニアは、在宅ワークを選択しています。当然ですよね。

ビジネスピープルたちはオフィスへ行って、同僚とコーヒー飲みながら談笑しお仕事するという、陽キャらしい働き方を選択をしているようですが、我らエンジニアたちはチャットツールがあれば十分、ビデオをターンオンにするのも面倒という不遜な態度をとっております。

そういう働き方の違いをみると、ビジネス系とエンジニア系ではやはり決定的な違いがある!と思わずにはいられません。


私は通常、7時から仕事を開始して、15時に終えます

ニュージーランドに来てから朝型人間になったせいか朝は頭が冴えますし、日があるうちに仕事を終えて外に遊びに出かけると、とても得した気がする!!!

エンジニアのなかにはゲームオタクも多いので、そういう同僚は10時過ぎから仕事を開始したりしています。人それぞれ生活スタイルは違いますよね。

開始時間が人それぞれですが、残業する人はいっさいいません。残業したことも残業しようと思ったこともないので、残業の申請方法も知らないと、今更気づきました。それくらい残業についての話題を聞いたことがありません。


天気がいい日には、マネージャーがビデオミーティング中に

今日は気持ちのいい天気だから、みんな外でリフレッシュしておいでね!

などというので(ほんとに勤務時間中にいいの???)なんて戸惑った頃もありましたが、もちろんよろこんで外にお出かけてます。

ミーティング中にビデオをオンにしている方もいて、ビデオの背景が本物のビーチ(背景画像ではない)だったとしても、それに言及する人はいない模様。

文化が違いすぎて、私にはなんてコメントしたらいいのか分からないたぐいのことであります。


フレキシブル

こんなかっこ良い

フレキシブルワークしてる人

いるの?


家族ファーストすぎて、シングルは肩身がせまい

シングルのオタク系エンジニアは、気ままにフレキシブルに仕事をしてますが、子供がいる同僚は、家族のために、フレキシブル勤務を有効活用しているようです。

子供がいる同僚たちは、8時や15時頃になると学校の送迎ため席を外すことは当たり前になっていて、わざわざ報告したりすることもありません。

チャットで返事がなければ(あ、送迎の時間なのね、30分したら連絡し直そう)と思うだけです。「今日は運動会だから、あとで応援しに行ってくる」なんて会話も普通にあります。

移民も多いので、里帰りして子供を母国の両親に会わせたい、という同僚もいます。例えば、1ヶ月間母国で休暇+リモートワークで過ごす、などという離れ業も許されているようです。

家庭のイベントが何もない私のようなシングルは、ちょっと肩身が狭いです。飼い猫が爪を怪我したときには「一緒に暮らしているネコたんが、怪我をして可哀想で一大事だから病院に連れて行く!」と、つい張りきってしまいました^^; ペットも家族です。

あらためてニュージーランドは家族ファーストの国なんだな、と思います。


  • この記事を書いた人

Juni

NZ在住の現役ITエンジニア。2010年にニュージーランドに渡航。現地の大学院を卒業後、数回の転職を経て、現在はNZの働きたい企業上位の職場に落ち着きました。

そんな経験をもとに、ニュージーランドでの働き方やワークカルチャー、就職活動方法などを紹介しています。

グローバルでも優秀もない人間が、海外でどうにか生きている様を発信しているので、海外転職を希望している方は、このブログを読んで自信を持ってください。

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