ChatGPTに聞いた！日本のウォーターフォール開発とNZのアジャイル開発の違い

日本ではソフトフェア開発の手法として、長年ウォーターフォール（Waterfall）開発が主流となっています。

一部の小規模なプロジェクトではアジャイル（Agile）開発もとられているようですが、大手ITベンダーの多重下請け構造が根強く残っている日本（怒！）では、上流工程から下流工程に流れていくウォーターフォール開発は、まだまだ続くでしょうね。

しかし、ニュージーランドのIT業界では、基本的にアジャイル（Agile）開発が主流となっています。そこで開発アプローチの違いによる、働き方の違いを考えてみたいと思います。

私が経験から答えたら、NZのアジャイル開発のほうが楽しい！で終わってしまうので(笑)、ChatGPTに客観的に語ってもらうことにしょう。

日本のウォーターフォール（Waterfall）開発の特徴

日本のウォーターフォール開発には、いくつかの特徴があります。以下に、主要な特徴をいくつか説明します。

1. 厳格なフェーズ区分
   
   
   • 日本のウォーターフォール開発では、プロジェクトが明確に区分されたフェーズで進行します。通常、要件定義、設計、プログラム/コーディング、テスト、運用/導入といった一連のフェーズに分かれます。各フェーズは前のフェーズの成果物を基にして進行します。
     
     
2. 文書化と品質管理
   
   
   • 文書化と品質管理が非常に重要視されます。プロジェクトの進捗と品質を管理するために、要求仕様書、設計仕様書、テスト計画、テストケースなどが詳細に文書化されます。品質保証活動も厳格に実施されます。
     
     
3. 厳格な変更管理
   
   
   • ウォーターフォール開発では、変更が難しいため、要求の変更や追加は通常は後続のフェーズに持ち越されます。変更管理プロセスが厳格に適用され、変更が許可されるかどうかが検討されます。
     
     
4. 大規模プロジェクトへの適用
   
   
   • 日本では、特に大規模で複雑なソフトウェアプロジェクトや、信頼性が非常に重要なプロジェクトでウォーターフォールアプローチが広く使用されています。製造業や金融業界などの分野でよく見られます。
     
     
5. 重要な決定権の集中
   
   
   • ウォーターフォール開発では、プロジェクトの重要な決定権がプロジェクトマネージャーや上級管理職に集中することが一般的です。決定プロセスは階層的であり、意思決定に時間がかかることがあります。
     
     

これらの特徴は、日本のウォーターフォール開発の一般的な特性を示しています。ただし、プロジェクトによっては異なるアプローチが選択されることもあります。近年では、アジャイル開発やハイブリッドアプローチも日本で広まっており、プロジェクトの特性や要求事項に応じて柔軟にアプローチを選択する傾向もあります。

ニュージーランドのアジャイル（Agile）開発の特徴

ニュージーランドでのアジャイル（Agile）開発には、いくつかの特徴があります。以下に、NZでのアジャイル開発の主要な特徴をいくつか説明します。

1. 協力とオープンなコミュニケーション
   
   
   • NZのアジャイル文化では、チームメンバー間の協力とオープンなコミュニケーションが重要視されます。チームメンバーはアイデアを自由に提供し、問題を共に解決しようとする傾向があります。
     
     
2. フレキシブルなスケジュール
   
   
   • NZのアジャイルプロジェクトは、柔軟なスケジュールを採用し、短いイテレーション（通常は2週間から4週間）で進行します。このアプローチにより、迅速な変更への対応が可能となります。
     
     
3. 顧客中心のアプローチ
   
   
   • NZのアジャイル文化では、顧客のニーズと要求を重視し、プロダクトを開発することが強調されます。顧客との継続的なコミュニケーションとフィードバック収集が行われ、プロジェクトの方向性が調整されます。
     
     
4. 小規模なクロスファンクショナルチーム
   
   
   • NZのアジャイルプロジェクトでは、小規模なクロスファンクショナルなチームが重要視されます。開発者、テスター、デザイナー、プロジェクトマネージャーなどが連携し、プロジェクトの成功に貢献します。
     
     
5. 自己組織化と自己責任
   
   
   • チームメンバーは自己組織化され、自己責任を持つことが求められます。チームは自分たちでタスクを割り当て、問題を解決し、進捗を追跡します。
     
     
6. カルチャル・ダイバーシティ
   
   
   • NZは多文化社会であり、アジャイルプロジェクトのチームには異なるカルチャル・バックグラウンドを持つメンバーが含まれることがよくあります。多様な視点からのアイデアとアプローチが歓迎されます。
     
     

これらの特徴は、NZでのアジャイル開発の一般的な特性を示しています。アジャイルはプロジェクトの柔軟性と迅速な対応が求められる状況に適しており、NZのソフトウェア開発コミュニティでは広く受け入れられています。ただし、具体的なプロジェクトや組織によってアプローチが異なることがあります。

まとめ

ありがとう、ChatGPT！

日本とニュージーランドの開発アプローチの違いによる働き方の違いが、理解していただけたでしょうか？

開発アプローチの違いがプロジェクトの進行方法はもとより、コミュニケーションの取り方やワークライフバランスにまで影響するのです。

日本人エンジニアがニュージーランドで働くにあたって、技術はもちろん重要ですが、それ以上にこの開発アプローチの違いも理解する必要があります。

なぜなら、日本のウォーターフォール開発に慣れたエンジニアは、NZ流アジャイル開発に戸惑うと思うからです。

上下関係のないチームメンバーと、オープンなコミュニケーションをとって、多様な視点からのアイディアを出し合って物事を進めるのは、日本で社会経験がある人にとっては、なかなか難しいですよ^^;

また、どうして誰も文書を残さないのっ！と怒るのは、NZにいる日本人あるあるなんですが（私もそうでした^^;）、

文書を重要視しない開発アプローチおよび仕事文化のなかで、文書の作成を求めても、賛同を得ることは出来ないですし、他人の習慣を変えることは出来ません。

どちらが正しいかなど考えないで、妥協や歩み寄りが必要だと思います。