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ソフトウェア開発の内製と外注、NZはどちらが多い?(噂話レベル)

日本のIT界隈では、よくシステム開発やソフトウェア開発では内製と外注どちらがいい?というトピックが話題になります。

SIerに外注で基幹システムを丸投げしウォーターフォール開発するという形式が、伝統的な日本のシステム開発のアプローチでした。最近では、DXの波が押し寄せて内製化が叫ばれているようですが、この外注形式に慣れている技術者が多いのではないかと思います。

NZの開発形態はどうなの?日本と同じかな…?

今回はニュージーランドで仕事をしたい技術者のために、知っておいたほうがいい開発の形態の違いについて、記事を書いてみようと思いました。が、NZのIT界隈にそれほど詳しくないので、体感というか噂話レベル+ChatGPT情報だと思ってください。


NZソフトウェア開発の一般的な傾向

ニュージーランドでも、業界や会社の大きさによって内製外注の比率は違いますし、どちらが正しいということでもないと思います。ただし、一つ考慮しなければいけないのは、ニュージーランドではアジャイル開発が主流で、設計書を作成する文化ではありません。外注丸投げが難しいことがわかりますよね。

中小企業やスタートアップは、ソフトウェア開発を内製で作ることが一般的なようです。資金やリソースが限られている場合がおおいので、内製開発を選択し、自社のソフトウェアチームを育成することがあります。ニュージーランドは、中小企業が圧倒的に多く、経済の重要な要素となっています。

大手企業や多国籍企業は、内製開発と外部のソフトウェア開発パートナーを組み合わせて利用することが一般的なようです。彼らは自社の開発部門を維持しつつ、外部の専門家やベンダーを利用してプロジェクトをサポートします。

私の現在のプロジェクトも、外部のソフトウェア会社と協力してアジャイル開発しています。

社内からはビジネス要員、システムアーキテクチャーやディベロッパーが参加し、外部会社と一緒のチームを作り上げてプロジェクトを進めます。

社内からプロジェクトに参加する者は、業務内容や自社システムの知識を提供し、外部会社は最新のITスキルを持って参加し、協力してプロジェクトを成功させます。

外注するというのではなく、一緒のチームを組んでプロジェクトに参加し、日々一緒に仕事を進めます。もちろんDaily meetingも一緒に行います。


NZの有名なアウトソーシング IT Company

日本でいうSIerのようなIT企業は、ニュージーランドにも存在します。いくつか有名なところをあげてみました。

Top 10 IT Companies in New Zealand

  • Datacom Group
  • XERO
  • Intergen
  • Vista Group Limited
  • Assurity Consulting
  • Tradify
  • Vend software
  • Fronde
  • Jade Software
  • Lexel

DatacomやXEROは有名、技術力が高いと評判!私の友人知人も勤めてます。積極的に移民の技術者を採用している感じします。


アウトソーシング会社と内製会社の技術者の違い

このようにアウトソーシングのIT企業と内製の会社の関係を上げていくと、以下のようなことが分かると思います。

  • アウトソーシングのIT企業の技術者は、専門性が高い最新の技術力が必要である
  • 内製会社の技術者は、技術方面だけではなく、会社へのエンゲージメントをもって貢献する必要がある

同じITディベロッパーでも、内製会社の技術者か外注会社の技術者か、それによって働き方が大きく変わってきますし、今後のキャリアも人生設計も変わってくるでしょう。よくよく考えてみる必要があります。


  • この記事を書いた人

Juni

NZ在住の現役ITエンジニア。2010年にニュージーランドに渡航。現地の大学院を卒業後、数回の転職を経て、現在はNZの働きたい企業上位の職場に落ち着きました。

そんな経験をもとに、ニュージーランドでの働き方やワークカルチャー、就職活動方法などを紹介しています。

グローバルでも優秀もない人間が、海外でどうにか生きている様を発信しているので、海外転職を希望している方は、このブログを読んで自信を持ってください。

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