リファレンスは必須!始めてのNZ就活でどうやってリファレンスしてくれる人を作るのか?
リファレンス・チェックとは、雇用主が応募者のキャリアやスキルを確認するプロセスです。
海外では一般的に行われているプロセスで、日本でも最近は行われているるようですね。
実際にニュージーランドの就活で、どのようにリファレンス・チェックをのりきったらいいのかを考えてみました。
NZ来たばっかりで、リファレンス頼める人いないよ…
NZのリファレンス・チェック
他国と同じように、ニュージーランドでもリファレンスは重要視されています。大手企業ではリファレンス・チェックなしで採用されることは、ほぼないのではないしょうか。
ニュージーランドのリファレンス・チェックは、一般的に前の会社での情報を問い合わせているようですが、とくに堅苦しい決まり事などなくて、キャリアやスキルの確認の他にも人柄などもみているようです。
それを考えると、以下の関係の方にリファレンスを頼めると思います。
- 元上司、元同僚
- エンジニアの場合、当人のスキルを語れる人
- 友人や知人(あなたのキャラクターを保証する補助的な人)
私の私見ですが、
NZの人は電話が大好き
なので、リファレンス・チェックもメールや文書よりも、アポイントなしで電話で行われてることが多いです。
日中の突然の電話にも、英語で気軽に対応してくれる方にリファレンスをお願いしたほうがよいでしょう。
しかし、これからNZで就活を始めようという方が、電話で気軽にリファレンスしてくる現地の方を見つけることは無理難題ですよね。
リファレンスしてくれる人を作ろう
始めてのNZ就活で、リファレンスしてくれる人を見つけるのはとても難しいです。
日本にいる上司に頼んでも、採用する側からするとわざわざ他国に連絡して確認するのは面倒だと思うでしょう。
考えられる方法をいくつかピックアップしてみました。
- もし現地の学校を卒業していたら、学校の教授や友人に頼む
- インターンとして働いて、上司や同僚を作る
- 技術者の交流サークル(meetup)などに参加して、スキルを証明してくれる人を作る
- 人間関係を広げて、現地で当人のキャラクターを保証してくれる人を見つける
NZはノンビリした文化なので、厳密にこういう立場の人でなければリファレンスとして正しくない、ということはないと思います。
スキルやキャラクターを熱意をもって推薦してくれる方がいたら、お願いしてみましょう。
採用プロセスの簡単な、小さい仕事から転職を始める
ニュージーランドのIT業界は転職がめずらしくありません。一つの会社で2年働いたら次の会社に移る人も多いですし、早ければ数ヶ月で転職する人もいます。転職回数がデメリットに働くことは特にもありません。
最初から大手の会社をねらわず、採用プロセスが簡単な小さな会社からスタートするのも良いアプローチでしょう。短期間のアルバイトやカジュアルな形態であれば、採用プロセスはより楽になるはずです。
ただアルバイトやカジュアルの場合はビザのサポートをお願いすることは難しいので、あくまで次の転職活動にそなえてリファレンスを作るという意識でいたほうがよいかもしれません。
また小さい仕事でも、職場では円満な人間関係をきずき、次の職探しをサポートしてもらえるようになりましょう。